逃げるは恥だが役に立つを見て、色々な生き方を認める社会が近づいている気がしました。
TBS火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を見ています。星野源さんと新垣結衣さんの2人のやりとりが可愛くて、思わずムズキュンしてしまいます。ですが、それ以外にも色々な生き方、多様性を肯定してくれるドラマとして非常に興味があります。
ただのムズキュンだけのドラマではない?
そもそものテーマが契約結婚であるように、今まで当たり前とされてきた生き方とは違う世界を見せてくれています。ドラマの中では、
LGBT、専業主婦・キャリア独身女性・シングルマザー、帰国子女マイノリティ、夫婦の家事分担、やりがい・愛情搾取、イクメン、帰国子女への偏見、、、、などなど。
マイノリティも含め、多様な生き方や考え方を理解するきっかけになれるドラマです。
逃げることは悪いことではない
『逃げたっていいじゃないですか。ハンガリーにこういうことわざがあります。逃げるのは恥。だけど役に立つ。後ろ向きな選択だっていいじゃないか。恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で、その点においては異論も反論も認めない』
ドラマの2話で、主人公役の星野さんから出た台詞です。この台詞を聞いてすごく心が軽くなった人もいるのではないでしょうか?日本は何か1つのことをやりぬくことが美徳とされる文化が昔からある気がします。
「あれもこれも手をつけると、中途半端な生き方になる。」
「会社を辞めた人間=逃げただけ」
周りにあわせて無理して働いて、電通でお亡くなりになられた方のように自殺にまで追い込まれるのはおかしな話ですよね。
仕事をしている以上、もちろん残業したり休日に出て終わらせなければならないケースもあるでしょう。ただ、まわし切れない業務量、目標を丸投げされてそれを達成するために身体を壊してまでやることではないですよ。
ただ会社ってある種の「宗教」みたいなものですからね。そこにいると、その会社で周っていること=常識になってしまいます。ちょっとおかしいな?と思う機会も減っていくんですよね。。。
そういう意味でも、別のコミュニティを持っておく必要性を感じています。何でも良いですよ。語学仲間でも、料理でも、運動でも。会社以外のコミュニティから得られる情報や考え方って、すごく新鮮です。
色々な生き方を見ながら、自分に合うものを取捨選択していく感じ。わたしは色々な活動を通して、そこでハマッた活動の中から、マネタイズしていく仕組みをゆっくりと作っていければよいなと思っております。
海外就職もマイノリティではなくなりつつある
日本人のパスポート取得率は24%と、先進国では最下位。旅行も含めての数値なので、まだまだ数は少ないです。
とはいえ、これから外に出て行く方が増えたり、企業内で外国人と働くケースは増えていくでしょう。
逃げ恥のようなドラマの中でも、職場で外国人と話すシーンが増えていくかもしれませんね。